フードを食べてくれない時は… When Your Dog Won’t Eat

フードを食べてくれない原因とは…

A. 実は、ほとんどが”わがまま”なんです。
フードを口にしない理由の一部は病気や環境の変化ですが、多くのケースは“わがまま”です。
あえて“わがまま”と言っていますが、要は「待てば別のごちそうが出る」「食べなければ新しい食べたことがないものが出てくる」 といった経験から学んだ行動のこと。
私たちが“良かれと思って”用意したトッピングや色んなフードを試したり、とりあえず食べるものを…といった対応が、 知らず知らず**“待つほど得”**という学習を強めてしまいます。

【よくあるNGパターン】

メニューを次々変更:食べない→別のごはん→さらに別の…で「選り好みするほど良いものが来る」と学習。

長時間の置きっぱなし:食べないからそのうち食べるかな…と置いたままにしておくと“今じゃなくていい”が定着。

手からだけ与える/声かけしすぎ:食べなければ構ってもらえると学習。

トッピングのエスカレート:最初は少しだけ、そのうち主食がトッピング化。


“わがまま”は悪いことをしているということではなく、「得をした経験の積み重ね」。
だからこそ、【経験を入れ替える】ことで戻せます。迷ったら私たちにご相談ください。 愛犬家スタッフがお話を聞いて具体的な進め方を一緒に考えます。

食べさせ方のアドバイス

A. まずは、前項の原因を理解してから挑戦しましょう!
今日からできる“食べる力”を戻す4つのポイント

香りを意識:ワンちゃんの嗜好性(好き)の順位は人のように「味」ではなく「匂い」です。 白湯をフードにかけて香りをたたせたり、鶏肉が好きであれば肉汁を1.2滴かけてあげて香りをつけてあげることも有効です。

時間で区切る:お茶碗を出して5〜10分でお茶碗を下げる。 出された時に食べないとご飯がなくなっちゃうと教えてあげましょう。
なにも食べないと可哀そうだから…といってオヤツや人の食事を与えたりするのは絶対NGです!
私たちも同じ愛犬家。つらい気持ちはわかりますが、しっかり栄養があり、バランスの良いものを食べる事が愛犬のため。
ここが踏ん張りどころです。心を鬼にして頑張りましょう。

量は少なめから:完食体験を作るためにあえて少量だけ与えて食べたらたくさん褒めてあげる。
食べたらご褒美に好きなオヤツをあげるのも良いですよ。
「ごはんを食べなかったらオヤツや人の食事などもっといいものが出てくる」 この体験を「ごはんを食べたらいいものがもらえる!」に変えてあげましょう。
食べる量は、焦らず少しずつ増量してあげましょう。

ルールは家族で統一:家族の誰かが例外対応をすると学習がリセットされます。
お母さんもお父さんもコソっとオヤツをあげたりしないように!
みんなで協力しましょう。

それでも食べないときは…

A. 一人で悩まず、相談してください!
前項で多くのワンちゃんに食べてもらいやすいようアドバイスをしておりますが ワンちゃんの性格や現在のごはんの食べ方、食べているものなどによっても 色々なやり方を考える必要があります。
お話をお伺いし、その子にとって一番の方法を一緒に考えましょう!
是非、お電話でご相談ください!
℡ちょっと聞いてみる 平日9:00~18:00
同じ愛犬家のスタッフがお待ちしております♪