ペットの健康コラム
愛犬にトマトを与えるときはへたをとって刻む!一日の目安量と正しい与え方
- ペットのお悩み相談
- 2020/09/01
トマトは愛犬に与えても、全く問題がない野菜です。しかし、愛犬に与えるときには注意しなければならない点がいくつかあります。
そこで、この記事では愛犬にトマトを与えてもよい量や、正しい与え方について詳しく解説します。
初めてトマトを与える前に参考にしてみてください。
〜目次〜
愛犬にトマトを与えても大丈夫!一日の目安量
愛犬にトマトを与えても問題ありませんが、与えてもよい量には限りがあります。愛犬に初めてトマトを与える前に、確認しておきましょう。
トマトを一日に与えてもよい目安量
愛犬にトマトを与えてもよい目安の量は以下の通りです。
体重5kg:30g
体重10kg:50g
体重20kg:90g
日常的には与えず、ときどき与える程度にとどめてください。与えすぎると胃腸に大きな負担を与え、下痢を起こす可能性があります。目安量以上は与えないようにしましょう。
はじめて与えるときは少量から
トマトを食べたことのない愛犬に、いきなり目安量程度のトマトを与えるのはやめてください。
愛犬がどのような成分にアレルギーを持っているかはわかりません。まずは、目安量を下回る量を与えて様子を見て、問題がないようであれば目安量程度に与えるようにすると安心です。
愛犬へのトマトの正しい与え方
細かく刻んで与える
愛犬にトマトをそのまま与えるのはやめましょう。大きすぎて、食べにくく、消化に苦しんでしまいます。
トマトを与えるときは、包丁で細かく刻んで与えるようにしてください。
なるべく加熱して与える
トマトは生でも加熱でも犬に与えられる野菜です。しかし、より消化を手助けしたい場合は加熱して与えるようにしてください。
味付けしない
人間ならトマトに塩をふったり、ドレッシングをかけたくなってしまいますが、愛犬に与えるときは何も味付けをしないようにしましょう。
犬にとって、人間の味付けは濃すぎます。犬が美味しさを感じるのは味覚ではなく嗅覚なので、美味しくしたいのであれば、香りを引き立たせるような調理を心がけましょう。
へたを与えない
トマトのヘタは、犬に与えると中毒症状を起こす可能性があります。トマトを愛犬に与えるときは必ず取り除くようにしてください。
与えすぎに注意する
愛犬がトマトが大好物になってしまったとしても、目安量以上の量は与えないようにしましょう。飼い主が量を計算して与えるように配慮してください。
愛犬にトマトを与えるメリットと注意点
愛犬にトマトを与えるときのメリットと注意点をご紹介します。
愛犬にトマトを与えるメリット
愛犬にトマトを与えるメリットは以下の通りです。
・血液をサラサラにする
・老化スピードを抑える
・免疫力をサポートする
トマトには血液をサラサラにする効果や、抗酸化作用があり、老化スピードを抑える効果があります。
老化が気になる犬や、白内障が気になる犬におすすめです。
愛犬にトマトを与えるときの注意点
愛犬にトマトを与えるときの注意点は以下の通りです。
・へたを与えない
・味付けをしない
・与えすぎに注意する
トマトはへたに中毒成分が含まれているので、愛犬に与えてはいけません。誤食にも注意してください。
また、ドレッシングなどで味付けをすることも避けましょう。甘いフルーツのような味わいで、愛犬が好物になることもあるかもしれませんが、目安量以上は与えないようにしてください。
愛犬にトマトを与えるときのおすすめレシピ
愛犬にトマトを与えるときのおすすめレシピを紹介します。
刻んで鶏肉と一緒に炒めてトッピング
トマトを刻み、少量のオイルで刻んだ鶏肉と一緒にいためましょう。トマトはオイルで炒めることで、成分がさらに吸収しやすくなります。
ドッグフードの上にトッピングして与えるとよいでしょう。
ほかの夏野菜と一緒にトッピング
トマトを刻み、きゅうりやおくらといった、ほかの夏野菜と一緒に与えるのもおすすめです。
夏野菜には夏に必要な水分やビタミン類が含まれており、体を自然に冷やしてくれます。
愛犬の健康にトマトを上手に活用しよう
愛犬にトマトを与える正しい方法について解説してきました。
目安量を守ったり、ヘタを与えないようにしたり、注意する点はいくつかありますが、正しく与えることで血液サラサラ効果や、活性酸素をやっつける効果が期待できる野菜です。
ぜひトマトを上手に活用し、愛犬を健康に導いてあげてくださいね。