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ペットの健康コラム

犬に生で刺身を与えてもいいの?正しい与え方と便利な保存方法

  • ペットのお悩み相談
  • 2020/02/28

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刺身は人間にとってはごちそうですし、犬に与えてもヘルシーで健康に良さそうに思えます。

 

実際、刺身は犬に与えてもOKな食材です。しかし、与えるときにはある程度、注意も必要となります。

 

そこで、この記事では愛犬に刺身を与えるときに、どのような点に注意すればよいかを詳しくお伝えしていきましょう。

 

 

犬に刺身を与えても大丈夫!一日に与えてもよい目安量は?

 

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犬に刺身を与えてもよいのは間違いないのですが、与える量には注意が必要です。

 

愛犬に与えてもよい刺身の目安量

愛犬に与えてもよい刺身の目安量は以下の通りです。

 

体重5kg…30g

体重10kg…50g

体重20kg…90g

 

これらの量を与えた場合、ドッグフードは通常の3/4量に減らして与えるようにしてください。

 

最初に与えるときは少量から

愛犬に初めて刺身を与えるときは、少量から与えるようにしてください。

小さく刻んだものを一切れ程度与えるところからスタートしましょう。

 

愛犬がどんな食べ物のどんな成分にアレルギーを持っているかは食べてみないことにはわかりません。

 

初めから大量に与えてしまって、何らかの成分にアレルギー反応が出てしまってはいけないので、注意してください。

 

もし刺身を与えた後で、皮膚をかきむしるなど、身体に何か異常が見られる場合は与えるのを中止し、様子を見るようにしましょう。

 

生の刺身は小さく切って!愛犬への正しい与え方

 

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愛犬に刺身を与える際には、いくつか気をつけた方がいいことがあります。

正しい与え方を知ったうえで与えるようにしましょう。

 

生のまま与えるときは小さく切る

犬に刺身を与えるときに、大きな塊のまま与えてはいけません。

 

愛犬が噛みやすいように、1cm程度に切って与えるようにしてください。

 

軽く加熱するのが望ましい

刺身なので生で与えるイメージが強いと思いますが、おすすめなのは軽く加熱する方法です。

 

軽く加熱して与えることで、内臓の冷えを予防する効果が期待できます。

 

与える前に刺身に熱湯をかけ、半生にするとよいでしょう。

 

味付けは一切しない

人間は刺身にしょうゆやわさびをつけて食べますが、犬には絶対に味付けしたものを与えないようにしましょう。

 

何もつけずに、そのまま与えてください。

 

薬味や野菜を添えて栄養価アップ

刺身には、長いもやしょうがなどをすりおろしてトッピングをするのがおすすめです。血液サラサラ効果を高めてくれます。

 

また、大根のつまを洗って、細かく刻んで添えるのもおすすめです。

 

マグロやアジの栄養素は?犬に刺身を与えた時の影響

 

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刺身は魚によって栄養素が異なるので、それぞれで犬に与える影響は違います。

刺身で与えるのがおすすめの魚について解説していきましょう。

 

マグロ

マグロは高たんぱくで低カロリーです。

代謝をサポートする働きがあるので、疲労回復に期待が持てます。

疲れやすいシニア犬や、食の細い犬におすすめです。

 

カツオ

カツオは体力が落ちてしまっている時におすすめです。

解毒力をサポートするタウリンが含まれているので、肝臓が気になる犬にもよいでしょう。

おろしにんにくを少量つけ合わすことで、栄養価が上がります。

 

タイ

タイは余分な塩分を体外に排出するカリウムが含まれています。

心臓の働きをサポートするはたらきがあるので、心臓病になりやすい犬種におすすめです。

養殖のものよりも、天然物がおすすめです。

 

アジ

アジには心臓の働きをサポートする役割に加え、血液サラサラやストレスを軽減するはたらきを持っています。

 

神経質な性格の犬や、心臓や肝臓が気になる犬をサポートできるでしょう。

 

カンパチ

カンパチは血合いの部分にビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

脳の働きをサポートするはたらきもあるので、てんかんが気になる犬やシニア犬におすすめです。

養殖よりも天然物がよいでしょう。

 

愛犬に刺身を与えるメリットと注意点

 

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愛犬に刺身を与えることのメリットと注意点をご紹介します。

 

愛犬に刺身を与えるメリット

・胃腸に負担がかかりにくい

・心臓が気になる犬に役立つ

・免疫力が弱い犬に役立つ

 

刺身は生ものなので「消化に負担がかかるのでは?」と思われるかもしれませんが、実は調理した魚よりも消化にかかる時間は短いのです。

 

胃腸に負担をかけにくいので、胃腸の弱い犬におすすめできます。また、心臓や免疫力の弱い犬にも役立つという特徴もあります。

 

愛犬に刺身を与えるときの注意点

・えびは生で与えない

・ブロックのまま与えない

・冷やしすぎに注意する

・しょうゆがついた刺身の誤食に注意

 

まず、えびの刺身は生で与えないように気をつけましょう。消化不良などの恐れがあります。

 

刺身を与えるときは、食べやすいように細かく切り、胃腸を冷やさないように冷やしすぎに注意して与えるようにしましょう。

 

また、人間用の味がついたものを食べてしまうと内臓に負担を与えます。

しょうゆがついた刺身を誤食してしまわないように注意してください。

 

便利なミンチボール!愛犬に与える刺身を使ったレシピ

 

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愛犬に与える場合、刺身を叩いてミンチボールにして冷凍保存する方法がおすすめです。

 

①少ししそを加え、刺身を包丁でたたく。

②たたいたものを食べやすい状態に丸める。

③そのまま冷凍すれば、1か月程度保存可能。

 

冷凍したミンチボールはゆでることで、そのままスープに使えます。

フードにかけて与えるのもよいでしょう。

 

愛犬に刺身を与えてもOK!

 

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愛犬に刺身を与えることについて、詳しく解説してきました。

 

刺身は消化にも良いので、もし余ったら犬にも与えてあげるとよいでしょう。

 

与える際は目安量に気をつけて、与えすぎに注意してくださいね。

 

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