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ペットの健康コラム

ハチミツは高カロリー!愛犬には少量がよい理由と注意点

  • ペットのアレコレ
  • 2018/10/10
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お砂糖よりも低カロリーで、美容や疲労回復にも役立つハチミツ。


甘いものが好きなワンちゃんもこれなら喜びそうですよね。


でもハチミツってあげても大丈夫なのかな?と心配な飼い主さんのために、ハチミツについて解説していきましょう。

ハチミツを食べたとしても大丈夫!気になる栄養素

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甘くて美容に健康にいいとされているハチミツですが、愛犬がなめてしまったら、大丈夫かしら?と不安になりますよね。


栄養成分から見ると、少量であれば問題はありません。


ただし、気を付けなければならない点もありますので、順に解説していきます。


ハチミツの栄養素は高カロリー以外は問題なし

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ハチミツの主な成分は「ブドウ糖」と「ショ糖」で構成されています。


そして、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6といった良質なビタミン類からカリウム・ナトリウム・マグネシウムなどのミネラル類、その他アミノ酸や酵素も含まれており、非常に栄養価の高い食品です。


甘くて美味しいだけでなく、お砂糖に比べるとカロリーが低く、とても人気です。


そんなハチミツですが、栄養成分を見る限りでは、健康な成犬であれば口にしても大丈夫な食品です。


しかし、お砂糖よりカロリーは低いとはいっても、糖分の高い食品には変わりありません。


ワンちゃんにとって、非常に高カロリーな食べ物になります。


糖分の過剰摂取は、肥満の原因になりますので、そこは注意が必要です。


ハチミツ入りのクッキーを食べたとしても大丈夫だが・・・

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ワンちゃん用のハチミツ入りクッキーを食べても、問題はありません。


ですが、生のハチミツより栄養価は低くなります。


また、人間用のクッキーの場合、糖分や油分が多く含まれていることがほとんどなので、与えないほうがいいでしょう。


仔犬・高齢犬はハチミツのボツリヌス菌に要注意!

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1歳未満の人間の赤ちゃんにハチミツを与えてはいけないのは、ご存知でしょうか?


ハチミツに含まれているボツリヌス菌の芽胞、つまり菌の卵・種のようなものが、抵抗力の弱い赤ちゃんの体内に入り込み、腸で増殖をして毒素を出し、ボツリヌス症を引き起こすという感染症です。


これは仔犬にも同じことが言え、免疫力の低い仔犬にとって、ハチミツはとても危険な食品となります。


免疫力が低下しがち高齢のワンちゃんにも危険ですので、与えないようにしましょう。


仔犬・高齢犬がハチミツをなめた場合の症状と対処法

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仔犬や高齢犬がハチミツをなめてしまって以下の症状が出てきた場合は、ボツリヌス中毒の疑いがあります。


  • ●歩行困難
  • ●ドライアイ
  • ●目に潤いがなくなる
  • ●よだれを垂らす
  • ●食べ物を飲み込めなくなる
  • ●元気がなくなる
  • ●排泄が困難となる

体に力が入らなくなり、後肢から胴体、前肢の順に脱力し半日で歩けなくなってしまったりと、早く症状が進み、発症から1日で重症化することもあり、ボツリヌス中毒は命に関わるとても危険な感染症です。


自律神経障害や脳神経障害など、目に見えてわかりやすい症状が出ますので、ボツリヌス中毒の疑いがある場合は、速やかに獣医師の診断を受けるよう、病院へ連れていきましょう。


症状が出ていない場合でも、ハチミツをなめてしまったなど、発症する可能性がある場合は、獣医師に相談をしましょう。


そして、いつでも対応できるように愛犬の様子を観察し、ひとりきりにさせないように注意してください。


また、愛犬が勝手に盗み食いをしないように、危険な食べ物を置いたままにせず、愛犬が触れない場所にしまうように心がけましょう。


愛犬の元気を引き出す食餌と運動のコツ

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愛犬の元気がない場合、まずは何が原因なのか突き止めることが必要です。


原因にあった対処法をしてあげないと、症状を悪化させてしまう恐れがあるからです。


たとえば、老化が伴う場合を例にあげてみましょう。


老化による食欲不振の場合は、今までのように量が食べられなくなり、運動量もおちてきます。


これは内臓機能の低下で、消化吸収が衰えてくるためです。


その場合は、脂質を減らしてあげ、良質なたんぱく質を効率的に与えてあげるとよいでしょう。


また、歯やあごの力も衰えてくるので、フードをふやかしてあげたりすることで、食べやすく、香りも強くなり、食欲を増進させる効果があります。


運動も、以前のように激しい運動はできなくなってきますが、無理をさせない程度にゆっくりお散歩を、毎日続けてあげるましょう。


そうすることで筋肉を維持し足腰の衰えを遅らせてくれます。


このように、愛犬のライフステージや体調に合わせて、食餌や運動を考えることが元気にする近道です。


愛犬の食欲がない時はヤギミルクがオススメ

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愛犬の食欲がない時はオススメなのは、「ヤギミルク」です。


もちろん、わがままでご飯を食べない時に、おいしいものを与えるのは逆効果なので与えてはいけませんが、少し食欲が落ちてきたときの気分転換や、元気づけのためにはとてもいいトッピングです。


ミルクは、動物が子供を育てるために作り出すものですから、健康を向上させる栄養が豊富に含まれています。


特にヤギは牛よりも含まれる成分が豊富です。


そして、牛乳に比べて脂肪球が小さく、ワンちゃんにとって消化がしやすいため、消化機能が未熟な仔犬から消化機能が低下した老犬にも飲みやすくなっています。


ワンちゃんの嗜好性も高く、ヤギミルクのパウダーをふりかけてあげるだけで愛犬の食欲増進が期待できるでしょう。


また、アレルギーを起こしにくいといわれており、安心して与えることができます。


もし、はじめて愛犬に与える場合は、アレルギーがでにくいヤギミルクですが、やはり個体差やその時の体調にもよりますので、少しずつ様子を見ながら与えてあげるようにしましょう。


元気を引き出すのは毎日の運動

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元気の源は、やはり毎日の運動習慣にあります。


といっても「ただ、だらだら歩いてハイ終わり」では、愛犬に必要な運動量も、気持ちの部分でも満足させてあげられていないかもしれません。

お散歩から帰って、お家で気持ちよくくつろいでいる、お昼寝をするなどの場合は運動量もちょうどよいでしょう。


しかし、お家についても頻繁に遊びを要求している、逆に疲れてバテてているなどの場合は、お散歩の見直しが必要かもしれません。


ワンちゃんはもともと好奇心旺盛です。


毎日楽しく運動を続けるために、お散歩コースを変えてあげたり、他のワンちゃんのいる公園に行ってみるなどして、刺激を与えてあげることで、若々しい活力を引き出してあげましょう。


まとめ

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ハチミツは、成犬であれば過剰摂取にならないよう、量に気をつけてあげ、仔犬や老犬であれば絶対に与えないように、管理をしっかりしましょう。


そして、愛犬に元気を出してもらうためには、日々の健康管理と愛犬とのスキンシップが大切です。


生活習慣を整えてあげることで、異変にすぐに気づいてあげることができます。


そうした日々の生活の中で、お散歩を工夫したりご褒美を与えたりと、愛情をかけてあげることが重要です。


愛犬の元気を引き出し、いつまでも健康で若々しくすごせる秘訣でしょう。

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