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ペットの健康コラム

愛犬に卵をあげても大丈夫?一日の目安量や手づくりご飯での使い方

  • ペットのアレコレ
  • 2019/02/21

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卵はたんぱく質を補給できるだけでなく、様々な栄養が豊富に含まれ、「完全食」と形容されることもある食べ物です。

 

また、スーパーでも安価で一年中手に入りますし、愛犬にも食べさせることができれば便利ですよね。

 

そこで、この記事では愛犬に卵を与えるときに気を付けることや、一日の目安量などを紹介します。愛犬に初めて卵を与える前に、参考にしてみてくださいね。

 

 

愛犬に卵をあげても大丈夫!白身の食べ過ぎには要注意

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愛犬に卵を与えること自体はまったく問題ありません。

 

卵は栄養が豊富な食材で、たんぱく質だけでなく数多くのビタミン類を手軽に摂取できるため、たんぱく源として優秀なのです。

 

とはいっても、卵を与える際には注意点もあるので、詳しく説明します。

 

愛犬に卵はどれぐらい与えてよい?一日の目安量

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愛犬に一日の中で与えても良い卵の目安量は以下の通りです。

 

  • 体重5kg:30g(M卵3分の1)
  • 体重10kg:50g(M卵3分の2)
  • 体重20㎏:90g(LL卵1個分以上)

 

 

卵は栄養豊富な優れた食材ではありますが、目安量を超えるとカロリーオーバーなどの不安もあります。

 

太ってしまわないように、一日の目安量を守って与えるようにしてください。

 

小型犬の場合はうずらの卵を活用するのがおすすめです。うずらの卵は1個10g程度で量も調整しやすく、使いやすいでしょう。

 

生卵を与えても良い?

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結論から言うと、生卵も犬に与えても問題ありません。

 

ただし、日常的に生卵を与える場合は白身はのぞいて、黄身のみで与えるようにしましょう。

 

生の卵白を日常的に食べ続けるとビオチン欠乏症の原因になる恐れがあり、体毛が抜けたり、皮膚が炎症を起こしたりする可能性があるのです。

 

また、常温で長く放置してしまった生卵を与えてしまうと、卵の中にサルモネラ菌が発生してしまい、人間と同じように食中毒を起こす可能性もあります。

 

サルモネラ菌は加熱することで死滅しますので、心配な方は加熱するようにしてください。

 

卵はアレルギーの心配はある?

初めて卵を食べるときはアレルギーの心配があるので、ごく少量から与えるようにしましょう。

 

もし卵を食べた後で目が赤くなったり、皮膚が炎症を起こしてしまった場合は、アレルギーが疑われますので、速やかに食べるのをやめさせてください。

 

卵の殻も食べていいの?

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実は卵の殻は「天然カルシウム」の宝庫なので、愛犬に与えても大丈夫です。

 

卵の殻を犬に与えるには準備が必要です。まずは、卵の殻をオーブンで焦げないように注意して3分ほど焼き、水分を飛ばしてください。

 

水分を飛ばした卵の殻をすり鉢やフードプロセッサーなどで粉砕し、卵殻パウダーをつくりましょう。

 

老化により、関節が気になるワンちゃんなどにおすすめです。

 

卵殻パウダーの1日の目安量は以下のようになっていますので、参考にしてください。

 

  • 体重5kg:小さじ1/7~1/6
  • 体重10kg:小さじ1/5~1/4
  • 体重20㎏:小さじ1/3~1/2

 

※別途煮干しや、カルシウムやミネラル系のサプリを使用している場合は卵殻パウダーを併用しないでください。

 

生卵も大丈夫!愛犬への正しい食べさせ方

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愛犬に卵を与える前に、正しい与え方を確認しておきましょう。

 

生卵を与える場合は白身を取り除く

生卵は卵の殻を利用しながら白身を取り除き、卵黄だけで与えましょう。

 

卵黄をドッグフードにトッピングするだけでも、プラスアルファの栄養補給となります。

 

黄身だけの重さはMサイズでだいたい20gです。一日の目安量の計算の参考にしてください。

 

ゆで卵は半熟がもっとも吸収率が良い

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ゆで卵は半熟にするのがおすすめです。

 

半熟卵は消化に良い良質なたんぱく質なので、疲れが見えるときや、下痢など軽い体調不良の時に元気を引き出したいときに栄養ドリンクのように活用するのがおすすめです。

 

ゆで卵がかために仕上がった時は、細かく刻んで与えるようにしましょう。

 

愛犬に卵を与えるメリットとデメリット

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栄養豊富なタマゴではありますが、愛犬に卵を与えることにはメリットとデメリットがあります。

 

愛犬に卵を与えるメリット

愛犬に卵を与えるメリットは以下の通りです。

 

・スーパーで簡単に手に入り、安価

・良質なたんぱく源で元気がない時に役立つ

・手づくりご飯の人はゆで卵を常備すると便利

 

卵は非常に優秀な栄養食だけでなく、スーパーで年中気軽に手に入るのが魅力です。

 

ビタミンが豊富でバランスよく入っているので、手づくりご飯が中心という飼い主さんは、刻んだゆで卵を常備しておくと便利でしょう。

 

手づくりご飯に刻んだゆで卵を加えるだけで、栄養価をグッとアップさせることができます。

 

愛犬に卵を与えるデメリット

 

・細かい分量を分けるのが難しい

・日常的に生卵を与えるときは白身を抜かなければならない

 

犬がタマゴを食べることに、あまり大きなデメリットやリスクはありません。

 

生卵の場合、細かい分量を分けるのが難しいですが、ゆで卵にすれば刻んだりできるので問題ありません。

 

一日の目安量を守り、与えすぎないように気を付けてくださいね。

 

卵を使った手づくりご飯のレシピは?

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おすすめの卵を使った手づくりご飯を紹介します。

 

スクランブルエッグ

黄身と白身を一緒に溶いて、少量の油で炒めるだけで完成です。

 

味付けは必要ありません。

 

トマトやほうれん草を刻んで加えるだけで、さらに栄養価がアップします。

 

栄養満点の卵雑炊

鍋にご飯とお水を入れて、弱火にかけます。

 

刻んだ鶏肉、刻んだ野菜(キャベツやにんじん等)を加え、野菜が柔らかくなるまで煮込みましょう。

 

最後に溶き卵を流し込んで、しっかり火を通せば、栄養満点の卵雑炊の完成です。

 

愛犬の健康に卵を有効活用しよう!

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卵は愛犬にとっても優秀な栄養食です。

 

特に手づくりご飯を中心に犬に与えている人にとっては、便利な食材となるでしょう。

 

刻んで好きな分量で利用できるゆで卵が便利なので、まずはトッピングから始めてみてくださいね。

 

 

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