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ペットの健康コラム

犬は麦茶を飲んでも大丈夫!水を飲まないときの飲み物としてオススメな理由

  • ペットのアレコレ
  • 2019/02/06

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麦茶はノンカフェインで犬が飲んでも問題ないだけでなく、犬が水を飲みたがらないときに飲ませる飲料としてもオススメです。

 

ただし、「ミネラルウォーターやミネラルが配合された麦茶は飲ませるべきではない」など注意点がいくつかあります。

 

この記事では愛犬に麦茶を与える際のポイントと注意点について解説していきます。

 

 

麦茶はカフェインフリー!犬も飲めるお茶の飲ませ方

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緑茶や烏龍茶にはカフェインが含まれていますが、麦茶にはカフェインが含まれていません。

 

カフェインが含まれていないだけでなくアレルギーのリスクも少ないため、利尿作用のリスクもなく水分補給の飲み物としてもふさわしいです。

 

とはいっても、愛犬に与える麦茶の濃さやミネラル成分への注意などポイントを確認しておきましょう。

 

麦茶は3倍に薄めて飲ませて結石リスクを減らす

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「ミネラル配合」とパッケージに書かれた麦茶だけでなく、麦茶そのものの栄養素にミネラルが含まれています。

 

ミネラルには結石のリスクもあるため、麦茶は三倍の濃度にうすめて与えましょう。

 

なお、ミネラルウォーターを沸かして煮出した麦茶はミネラル分が多く含まれているため、与えないようにしてください。

 

ワンちゃんに初めて麦茶を飲ませる際には少量から飲ませて、飲ませた後にアレルギー症状が出ないか念のため様子を見る必要があります。

 

万が一、いつもと違う様子が続くようであれば早めに動物病院に相談しましょう。

 

結石の疑いがある犬には麦茶を飲ませない

結石の恐れや疑いがある犬には麦茶を与えないでください。

 

麦茶に含まれるミネラル分が少量だとしても、症状悪化の要因になりかねません。

 

麦茶には体を冷やす作用あり!真夏以外は注意が必要なワケ

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麦茶は水分補給だけでなく、飲むと体温を下げる作用があります。

 

この体温を下げるはたらきは真夏の時期であればワンちゃんに熱中症対策にもなり有用ですが、気温があまり高くない季節だと麦茶によってお腹が冷えてしまいます。

 

麦茶を与えるときには常温にしてから、少量ずつ飲ませましょう。

 

愛犬に与える麦茶の温度は常温で

麦茶を冷やしている場合もあると思いますが、愛犬に飲ませるときは常温のぬるめの麦茶にしてください。

 

冷たすぎると下痢になりやすくなり、沸かしたてで熱すぎるとやけどしてしまいます。

 

麦茶は適切な温度にし、薄めてから飲ませるようにしましょう。

 

水を飲みたがらないときに麦茶の香りで気分転換

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夏バテや年をとった老犬の場合、水を飲みたがらないケースがあります。

 

その場合、3倍に薄めた麦茶を与えることもおすすめです。

 

カフェインの含まれている他のお茶と異なり利尿作用もなく、麦茶の持つ香ばしい香りが愛犬の興味を惹き飲みやすくなります。

 

麦茶パックを犬が食べた場合はすぐに病院へ!獣医の対応が必要な理由

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愛犬が麦茶パックを誤って食べてしまったときは、早急に動物病院に相談しなければなりません。

 

パックの材質は丈夫なものでできているため消化できず、腸閉塞になってしまうリスクがあるからです。

 

麦茶パックを食べてからの時間や食べた量をできるだけ把握した上で、獣医の指示を仰ぎます。

 

また、麦茶パックの保管は誤植を防ぐためにも、ワンちゃんの届かない場所で行いましょう。

 

麦茶に含まれる栄養素:ミネラルの含有量に注意

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麦茶にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。

 

犬にとってもミネラルは必要な栄養素ですが、過剰に摂取すると結石が生じるリスクがあります。

 

麦茶を犬に与える際には必ず3倍にうすめてから飲ませてください。

 

それでは麦茶に含まれる栄養素を確認しましょう。

 

麦茶に含まれる栄養素とメリット

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麦茶に含まれる主な栄養素とメリットは以下のとおりです。

 

マグネシウム

骨と細胞内液を構成する成分となったり、血圧や体温の調整、神経伝達や興奮を抑えるなど、犬の健康な体を維持するために必要不可欠な成分です。

 

また、体内の酵素の活性化を促し、体内に吸収された糖質やタンパク質といった栄養素の代謝をスムーズにします。

 

カリウム

体内の水分調節を行い、余分な塩分の排出にも役立ちます。

 

カルシウム

骨や歯を形成したり、筋肉を動かすために必要な成分です。

 

リン

骨や歯の主成分であり、細胞内に存在し体を維持する成分です。

 

アルキルピラジン

血流を良くし、血栓が出来るのを防いでくれる効果があります。

 

麦茶の香ばしい香りの元になっている成分です。

 

麦茶は薄めて与える必要がありますが、水分補給だけではなく少量ではありますが愛犬の栄養補給に役立ちます。

 

まとめ:麦茶は犬に合わせた濃さで飲ませよう

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麦茶は犬に合わせた濃さにして飲ませることで、愛犬の健康管理に活用できます。

 

バテていて水を飲みたがらないときにも、香りでワンちゃんの興味を惹き飲ませることも可能です。

 

麦茶は水分補給の選択肢の一つとして、覚えておくのオススメですね。

 

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