こんにちは　kakiです

先日、息子の中学卒業式がありました

校長先生等の挨拶の後、卒業証書の授与は担任から全員の名前を呼ばれ、

各クラス代表者がまとめて受け取る方式で,卒業式は自体はあっという間に終わりました

その後、そのまま卒業生主催の「感謝の集い」というものが開催され、

３年間の活動の写真がスライドで上映され、生徒のスピーチがありました

各クラス１名のスピーチ、中学生らしい真面目な子、ウィットに富んで面白い子、

どの子も素晴らしいものでした

思い返せばこの子たちが入学した３年前はコロナ第１波の行動規制が始まった時。

せっかく入学した学校になかなか登校できず、みんな知り合いもほとんど居ない状況の中、

いきなりのオンライン授業

やっと入学式が行われたのは６月。生徒だけで保護者は参加できませんでした

中学生活の出鼻をくじかれた形で、なかなかペースをつかめなかったり、

なじむのに苦労した子も多かったようです。

登校が再開されても、たくさん充実しているはずの行事は軒並み中止や大幅縮小。

でも、みんな、まずは「卒業式を行っていただけだことに感謝」していて、コロナでつらいこと、苦しいことも多かった中学生活でしたが、それらを乗り越えて、今まで当たり前と思っていたことが実は当たり前ではないことに気づき、感謝の気持ちを持つようにまで成長したんだなぁ、と感動しました

そして、一人の子がスピーチの終わりに「お母さん、産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう」と叫んだのを聞き、他のお母さんたちもみんな涙腺崩壊でした

その後、各クラスに戻って担任の先生からひとりひとり卒業証書を授与していただき、それぞれひとこと。

みんながみんな、「中学３年間でこの１年が一番楽しかった。このクラスになれて良かった！」と言い、

そしてとにかくみんなに楽しそうで、

素晴らしい中学生活を送ることができたんだな。

この学校に入学してよかった。

このクラスになれてよかった。

こんな素晴らしい卒業式に参加できてよかった。

夫とふたり、感謝の気持ちをしみじみかみしめました

そうこうしているうちに、あと３日で高校の入学式です

勉強もしてもらわないと困りますが、一度しかない高校生活を目一杯楽しんでほしいと思います