ペットの健康コラム

子犬の健康管理

新しく子犬を迎える際には、接種

健康面の心配や色々な注意点があります。

病気やケガ予防のためにどのような対策をとれば

よいでしょうか。

大阪府八尾市のとよなが動物病院、

豊永先生に聞きました。

 

 

 

 

 

 

橋詰:子犬を迎えたら、まずワクチン接種ですよね

 

豊永:生まれたばかりの子犬は母犬から免疫を譲り受けていますが、生後2~3ヶ月経つと

その免疫力は弱まり、様々な伝染病の危険性が高まります。ワクチン接種は通常生後50~60日に1回目、それから1カ月毎に2回目、3回目を行います。

ペットショップから迎えた場合は、1回目のワクチンは終えていることが多いですが、

ワクチン接種の時期や回数は月齢や年齢、体調などによって異なるため、

獣医師と相談のうえ計画をたてることをお薦めします。

本格的なお散歩やシャンプーは最終ワクチン接種の1週間後からになります。

3回目の予防接種の1カ月後に狂犬病の予防接種、春にはフィラリアやノミ・ダニ予防の投薬が必要になります。

 

 

 

橋詰:子犬の場合、どんなことで来院されますか

 

豊永:好奇心旺盛な時期で、なんでも口にするので、異物の「誤飲」や「誤食」が多いですね。犬が誤飲したら、すぐに受診が必要ですが、吐かせても大丈夫なものなら、指を喉に入れたり、20~30%ぐらいの濃い食塩水を飲ませて、すぐに吐かせてください。つまようじなどは、吐かせる際に体内を傷つけるのでこの場合はレントゲン後に開腹手術となります。

一番怖いのは飲み込みやすく、飼い主が気付きにくい「ボタン電池」ですね。

実際「数時間前に飲み込んだかも」と来院したワンちゃんは、

残念ながらすでに腸に穴が開いていました。

犬の誤飲は事前に防ぐことが大切です。拾い食いさせない、

室内に不要なものを置かないなど十分注意してあげてください。

 

 

 

橋詰:嘔吐や下痢の時も、すぐに病院へ連れて行った方がいいですか?

 

豊永:子犬は食欲旺盛でスピードが速いため、食べ過ぎて嘔吐することがよくあります。

元気があれば回復しますが、嘔吐と下痢の同時は、危険な場合があるので、

前後の状況や様子をみて判断してください。

子犬にはまだ体力がないので、体調を崩してしまうと短期間で重症化してしまうことも少なくありません。他にも元気はない、食欲減退、便秘、咳などの異常がありましたら、獣医師までご相談下さい。

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