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2007年07月30日

子犬のしつけ(2)

小谷政子先生

 ワンちゃんが社会に適応できるようにしつける必要があります。子犬が怖がることなく社会へ出て行くためにはどうすればいいのか、前回に引き続き「小谷ドッグトレーニングスクール」の公認訓練士小谷政子先生にお話を伺いました。

お散歩デビューの前に室内練習を

3週〜12週頃は、犬にとっての「社会化期」です。自分の周りにいる人間や動物を仲間として認識するようになります。この時期に、お散歩デビューをします。
外出はワクチン接種を終えてから。まずは、室内で首輪やリードに慣らす、足を拭く、レインコートを着せる、リードで引くなど、事前に準備をしておきましょう。何もかもが初めてでは、子犬はとまどったり、怖がったりしてしまいます。

お散歩デビューを迎えると、まずは家の周囲で車や人、騒音に慣らしてあげます。怯えるようなら無理強いせず、徐々に慣らしていきましょう。

また、他の人や犬に慣れさせるために、パピー教室に参加する他、知人や近所のおとなしい犬と遊んでもらってもいいでしょう。
お散歩中も多くの人と触れ合い、見慣れないものに接触する機会を作ってあげることで、周りの環境に対する順応性が養われます。ぜひ楽しいお散歩コースを工夫してあげましょう。

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■他の犬との触れ合いも大切な社会訓練です。

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■まずは室内で楽しみながらリードに慣らしましょう。

距離を置くことも愛情のうち

愛情第一はもちろんですが、過保護は禁物。常に子犬と一緒にいてベタベタと甘やかすと依存心を強くしてしまいます。一人で留守番できずに問題行動を起こす「分離不安症」になる恐れも。離れている時間も作り、飼い主がいない時でも安心して過ごせる自立心を養うことも大切です。

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■時には別々に過ごすことも大切です。

発情期の接し方

発情期はメスだけに訪れます。成熟して交配可能になった状態を指し、早い犬で5カ月、遅くても1歳半くらいまでの間に訪れます。通常、発情期の7〜10日前に外陰部から出血が見られます。無出血の場合でも、外陰部が柔らかく、大きくなったり、落ち着きがなくなったり、他の犬に興味を示し始めたり、排尿の回数が増えたり…といった変化が見られます。

オスには発情期がなく、生後11カ月前後、生殖能力がつけば性成熟となります。
縄張り意識の強化、マーキング、マウント(交尾のしぐさ)、メス犬へ興味を示す、などしぐさに変化が現れます。発情期を迎えたメスに動揺したり、交尾行動に移れなかった後にイライラしたりと精神状態が不安定になり、今まではできていたことができなくなる場合があります。
このような時は、叱ってもムダです。いつもより散歩の時間を長くしたり、思いっきり遊ばせるなど、たっぷりの運動でストレスを発散させてあげましょう。

 なお、妊娠を望まない場合は、早い段階に去勢や避妊の手術をしておきましょう。
オスの問題行動が抑えられ、オス・メス共生殖器系の病気を予防することもできます。

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■ボール遊び等で楽しくストレス発散をさせてあげましょう。

投稿者 admin : 16:23 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月17日

子犬のしつけ(1)

小谷政子先生

ワンちゃんが家族の一員として暮らすためには、最低限のマナーを守らないといけません。「しつけはできるだけ子犬のうちに」とおっしゃる小谷ドッグトレーニングスクールの公認訓練士小谷政子先生にしつけについてお話を伺いました。

母犬の育児サポートも飼い主の役目

生後10日ほどで目があき、3週間ほどで耳が聞こえるようになります。這い歩きをし出し、徐々に活動範囲を広げていくのもこの頃です。母犬のそばでお乳を吸っては寝る生活ですが、子犬たちの中にお乳を常に飲める子と飲めない子がいたりします。どの子も平等に飲めるよう、飼い主のサポートが必要です。
母乳が出ない、授乳しない、母犬がいない場合は、市販の犬用粉ミルクを与えます。牛乳ではタンパク質や脂肪、ミネラルなどが大幅に不足してしまいます。なお、初乳の免疫効果から考えると、できるだけ母乳で育てたいものです。

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■どの子もちゃんとお乳を飲めているかな?第二の母として見守ってあげましょう。

トイレトレーニングはお早めに

歩けるようになるまでは、母犬が子犬の陰部や肛門を嘗めて排泄の処理をします。やがて自分で排泄できるようになるとよちよち歩き回ってあちこちで粗相したりします。この時点でトイレトレーニングです。排泄のタイミングを図り、トイレへ連れていってあげます。うまくトイレで排泄できた時は褒めてあげましょう。特定の場所でばかり粗相をする場合は、そこに物を置いて物理的に邪魔をする、その場所をキレイに掃除して匂いを消す、トイレを清潔に保つ、など環境を見直してあげる必要もあります。

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■上手にできたらほめてあげましょう。トイレを清潔に保つことも忘れずに。

甘噛みもしっかり禁じよう

子犬だからと甘噛みを許していると、本気咬みとの境目や区別ができなくなってしまいます。歯がむずがゆくて咬みたいのであれば、おもちゃを咬ませます。咬んでよいものと悪いものを区別させ、いたずらがひどいときはケージを利用してしつけましょう。

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■咬んでいいのはおもちゃだけ。甘い顔は禁物です。

社会生活への順応性を育てよう

しつけはなるべく子犬のうちに。成犬になってからでは、順応が難しい上、精神的負担も大きくなってしまいます。しつけが不十分だとわがままになり、自分たちだけではなく、周りにも迷惑をかけることになります。
まずは、「ハウス・オスワリ・マテ・フセ・オイデ」などから教えていきます。「マテ」は食事を与える時に教えると飲み込みが早いでしょう。他にも、一人で留守番をさせる、体を触れられたり口に手を入れられることに慣らすなど、順次覚えさせます。間が空くと犬も忘れてしまうため、定期的に続けることが重要。ただし、子犬が集中できる時間は限られています。一度にいくつも教え込もうとせず、様子を見ながら一つずつクリアしていきましょう。

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■「マテ」の練習は食事時に。焦らずじっくり教えましょう。

投稿者 admin : 18:56 | コメント (0) | トラックバック

 
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