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愛犬・愛猫の元気のために。わんわん倶楽部 ペットの健康対策
2007年03月04日
vol.19 もしもの時、役に立つ応急処置

愛犬の急な病気やケガなどで慌てた経験はありませんか?予想もつかない事態に直面した時は、素早く適切な対応をすることが大切です。
ただし、処置に手間取ったり、方法を間違えてしまうと、状態は良くなるどころか悪化してしまいます。
いざという時に適切な処置を施せるよう、ある程度の知識を身につけておきましょう。

基本的な処置の仕方
基本中の基本は、飼い主が落ち着くことです。ケガや事故の場合はその状態を見極め、判断し、一刻も早く危険な場所や状況から隔離することが必要。まずは、呼吸・脈拍・気道を確認します。
もし意識がなければ、横向きにして頭をのばし、口を開けて舌を引っ張り出しましょう。
次に、歯肉の色をチェック。白っぽかったり青紫色をしていたら内臓にダメージを受けていると考えられます。
ショック状態は、事故直後のみならず、事故後しばらくたってから陥ることもあります。
失神や虚脱状態を生じ、呼吸や脈拍が速くなり、体温が低下します。そんな場合は、毛布などでくるんで保温し、できるだけ早く獣医師の元へ運びましょう。
止血方法
◎圧迫法
まず、傷口を清潔なガーゼなどで押さえます。それでも止まらない時は、上から包帯をきつく巻きます。
◎緊縛法
主に四肢に用いる方法。傷口より心臓に近い側をひもで縛って止血します。ただし、長時間そのままにしておくと血液循環が悪くなるので、できれば縛った時間を確認しておき、早めに外してあげましょう。
◎指圧法
傷口より心臓に近い部分の血管を指で圧迫して止血します。
病気が進むと呼吸困難を起こして、貧血になって倒れることも。

保定法
まずは、犬が落ち着くよう優しく声をかけます。
小型犬の場合は、片手で首輪をつかみ、もう一方の手で後方から抱え込みます。
中型犬の場合は、片方の腕を首の下から回し、肘が犬の喉にくるように抱え込み、もう一方の腕で腰のあたりを抱き、犬を自分の方に引き寄せます。大型犬は中型犬と同様に抱え込み、もう一方の腕でお尻の方から抱えて、両腕を内側にすぼめるようにして持ち上げます。
いずれも必要以上に首を締め付けないようにしましょう。
噛み付くようなら口輪をします。
ヒモや包帯、ネクタイなどで口を2〜3回しっかり巻いてからあごの下で一度縛り、その両側を耳の後ろで結びます。
呼吸が荒い場合は、棒を1本かませた上で同様に結びます。短頭種犬の場合は、首の周りをタオルでくるんで頭を固定するように結びましょう。
すぐ外せるように蝶結びが適当です。
症状別の応急処置法
骨折・脱臼
折れたり、脱臼している部分は動かさずに安定した場所に運び、患部をよく観察します。出血がある場合は止血して、患部をガーゼかタオルでくるみ、脱臼の場合はその上からさらに関節をくるむように固定。骨折は厚紙や木片などを添え木にしてから、固定して包帯を巻いてやりましょう。
骨折や脱臼はかなりの痛みをともなうので、すぐ病院に行けるようであれば毛布やタオルにくるんで速やかに獣医師に診てもらうようにしてください。
すり傷・切り傷・刺し傷・かみ傷など
出血がある場合は、止血して流水で傷口をよく洗い流した後、消毒します。出血がひどい場合、傷口が大きくて縫わなければいけないような状態であれば、傷口をガーゼなどでおさえて包帯で巻き、すぐに獣医師に診てもらいましょう。
他の犬にかまれた時
かまれた犬は、その痛みやショックのためにとても興奮しています。処置している時に暴れたり、飼い主をかんでしまったりしないように、まずは口輪をして保定します(口輪のやり方は前述の分を参考にしてください)。傷口の周りの毛を刈って、かまれた跡を観察します。出血がひどければまず止血、すぐ病院へ。そうでなければ、傷口は開放したままで構いません。かんだ動物の種類、大きさ、詳しい特徴などを知らせられるようにしておいてください。
感電
室内で飼われている犬は、電気コードなどをかじって感電することがあり、特に、好奇心の強い子犬には多い事故です。
感電するとショックで心臓が止まってしまうこともあり、とても危険です。ですが、この時慌てて抱き起こしたりしてはいけません。飼い主も感電してしまう可能性があるからです。
まず、電気コードがコンセントにつながっていないかを確認し、つながったままであればすぐに抜きます。
呼吸をしていない時や、ショック症状を起こしてしまっている時は、人工呼吸や心臓マッサージをしてやります。
すぐに回復したように見えても、数時間後に再びショックを起こす可能性があるので、必ず病院へ行って獣医師に診てもらうようにしてください。
投稿者 admin( 愛犬の健康講座 ): |15:27 | コメント (0) | トラックバック (0)
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