愛犬・愛猫の元気のために。わんわん倶楽部 ペットの健康対策
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2007年03月30日
[特集]散歩中の悩みをしつけで解決(1)

ワンちゃんにひっぱられるがままの犬主導型の散歩では、十分に安全を確保できません。快適な散歩をするためにはどうすればいいのでしょうか。 「小谷ドッグトレーニングスクール」の公認訓練士小谷政子先生にお伺いしました。
散歩途中で座り込むワンちゃん。性格や状況に応じて対応しよう。
散歩中ワンちゃんが急に座りこんでしまうケースをよく聞きます。
この場合、ただ強引にひっぱるだけではダメ。まずはその理由を考えましょう。
気が弱い性格の小型犬なら臆病ですくんでいると考えられます。そんな時に強引な動作をするのは余計におびえさせてしまい、逆効果になってしまいます。屈み込むような姿勢で優しく声かけしながら誘いましょう。
小型犬の場合、つい抱き上げてしまいがちですが、そうすると動かなければ抱いてもらえると学習してしまい、ますます歩かなくなってしまいます。必ず自発的に歩かせます。おびえている場合はおやつやおもちゃ等で気を引いてもいいでしょう。
ただし、わがままや反抗心から座り込んでいるようなら、厳しい態度でリードを強く引きます。身勝手は許さない!という強い意志を示しましょう。
その場合もきちんとできたら褒めてあげていいです。
また、必要以上に息遣いが苦しそうで、立ち止まったりしゃがみ込んだりするようなら、病気のサインかもしれません。老犬の場合も体力の衰えが原因の場合も考えられます。そのような場合は無理に歩かせないようにしてください。ワンちゃんの性格やその時の状況に応じて判断する必要があります。

■やさしくなでながらおやつをあげましょう

■なぜ動こうとしないのか、まずは理由を考えましょう
散歩の行き先も主導権は飼い主!号令に従う訓練を徹底して!
飼い主の思う方向に行ってくれない、という経験はありませんか。興味をひくものが多く、気が散漫になるワンちゃんもいます。自分が飼い主より主導権を握っていると思っている場合もあります。とにかく、常に飼い主の左側について歩調をあわせて歩けるように日ごろから訓練しておく必要があります。飼い主に抵抗するようなら、ワンちゃんの引っ張る力を利用して反動をつけて引き戻すようにします。力の入れ方は犬種や大きさにより加減しましょう。
飼い主がコントロールするのだということをワンちゃんにもわからせ、飼い主自身も念頭においておくことが必要です。
ただし、嫌な体験をして恐怖で動けないようなら無理にその方向に行こうとする必要はありません。
ワンちゃんに引っ張られるようではダメ!食欲のある子ならエサ利用もOK。
飼い主がワンちゃんにひっぱられて散歩している姿を見かけます。
しかし、これでは犬が主導権を握ってしまっていて、思いがけないトラブルやアクシデントを招く危険も高くなります。こういう状態は、強制的に号令に従わせる訓練が足りていないと考えられます。基本は服従の訓練です。ただ、食欲のあるワンちゃんの場合は、おやつやフードなどの御褒美を利用してもいいでしょう。
ひっぱらずに歩ければ立ち止まって御褒美をあげるのです。最初は一歩でもできたらOKとし、徐々に距離を延ばしていくようにします。まずは、公園などで十分に遊んだ後や散歩の帰り道など、ある程度散歩に満足しているタイミングで練習を始めるといいでしょう。

■気が散漫、支配性の強いワンちゃんによくみられます

■根気よくトレーニング。成果はきっと得られるはず
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2007年03月04日
vol.19 もしもの時、役に立つ応急処置

愛犬の急な病気やケガなどで慌てた経験はありませんか?予想もつかない事態に直面した時は、素早く適切な対応をすることが大切です。
ただし、処置に手間取ったり、方法を間違えてしまうと、状態は良くなるどころか悪化してしまいます。
いざという時に適切な処置を施せるよう、ある程度の知識を身につけておきましょう。

基本的な処置の仕方
基本中の基本は、飼い主が落ち着くことです。ケガや事故の場合はその状態を見極め、判断し、一刻も早く危険な場所や状況から隔離することが必要。まずは、呼吸・脈拍・気道を確認します。
もし意識がなければ、横向きにして頭をのばし、口を開けて舌を引っ張り出しましょう。
次に、歯肉の色をチェック。白っぽかったり青紫色をしていたら内臓にダメージを受けていると考えられます。
ショック状態は、事故直後のみならず、事故後しばらくたってから陥ることもあります。
失神や虚脱状態を生じ、呼吸や脈拍が速くなり、体温が低下します。そんな場合は、毛布などでくるんで保温し、できるだけ早く獣医師の元へ運びましょう。
止血方法
◎圧迫法
まず、傷口を清潔なガーゼなどで押さえます。それでも止まらない時は、上から包帯をきつく巻きます。
◎緊縛法
主に四肢に用いる方法。傷口より心臓に近い側をひもで縛って止血します。ただし、長時間そのままにしておくと血液循環が悪くなるので、できれば縛った時間を確認しておき、早めに外してあげましょう。
◎指圧法
傷口より心臓に近い部分の血管を指で圧迫して止血します。
病気が進むと呼吸困難を起こして、貧血になって倒れることも。

保定法
まずは、犬が落ち着くよう優しく声をかけます。
小型犬の場合は、片手で首輪をつかみ、もう一方の手で後方から抱え込みます。
中型犬の場合は、片方の腕を首の下から回し、肘が犬の喉にくるように抱え込み、もう一方の腕で腰のあたりを抱き、犬を自分の方に引き寄せます。大型犬は中型犬と同様に抱え込み、もう一方の腕でお尻の方から抱えて、両腕を内側にすぼめるようにして持ち上げます。
いずれも必要以上に首を締め付けないようにしましょう。
噛み付くようなら口輪をします。
ヒモや包帯、ネクタイなどで口を2〜3回しっかり巻いてからあごの下で一度縛り、その両側を耳の後ろで結びます。
呼吸が荒い場合は、棒を1本かませた上で同様に結びます。短頭種犬の場合は、首の周りをタオルでくるんで頭を固定するように結びましょう。
すぐ外せるように蝶結びが適当です。
症状別の応急処置法
骨折・脱臼
折れたり、脱臼している部分は動かさずに安定した場所に運び、患部をよく観察します。出血がある場合は止血して、患部をガーゼかタオルでくるみ、脱臼の場合はその上からさらに関節をくるむように固定。骨折は厚紙や木片などを添え木にしてから、固定して包帯を巻いてやりましょう。
骨折や脱臼はかなりの痛みをともなうので、すぐ病院に行けるようであれば毛布やタオルにくるんで速やかに獣医師に診てもらうようにしてください。
すり傷・切り傷・刺し傷・かみ傷など
出血がある場合は、止血して流水で傷口をよく洗い流した後、消毒します。出血がひどい場合、傷口が大きくて縫わなければいけないような状態であれば、傷口をガーゼなどでおさえて包帯で巻き、すぐに獣医師に診てもらいましょう。
他の犬にかまれた時
かまれた犬は、その痛みやショックのためにとても興奮しています。処置している時に暴れたり、飼い主をかんでしまったりしないように、まずは口輪をして保定します(口輪のやり方は前述の分を参考にしてください)。傷口の周りの毛を刈って、かまれた跡を観察します。出血がひどければまず止血、すぐ病院へ。そうでなければ、傷口は開放したままで構いません。かんだ動物の種類、大きさ、詳しい特徴などを知らせられるようにしておいてください。
感電
室内で飼われている犬は、電気コードなどをかじって感電することがあり、特に、好奇心の強い子犬には多い事故です。
感電するとショックで心臓が止まってしまうこともあり、とても危険です。ですが、この時慌てて抱き起こしたりしてはいけません。飼い主も感電してしまう可能性があるからです。
まず、電気コードがコンセントにつながっていないかを確認し、つながったままであればすぐに抜きます。
呼吸をしていない時や、ショック症状を起こしてしまっている時は、人工呼吸や心臓マッサージをしてやります。
すぐに回復したように見えても、数時間後に再びショックを起こす可能性があるので、必ず病院へ行って獣医師に診てもらうようにしてください。



