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愛犬・愛猫の元気のために。わんわん倶楽部 ペットの健康対策

2005年02月07日

vol.16 年をとったワンちゃんは…?

野村店長のペットの健康対策

家族の一員である大切なペット達。見かけは愛らしいままだけど、人間よりもずっと早くに年をとってしまいます。ペット達の老後を、どうしてあげればいいの? そんなご質問をいくつもいただきました。ペットショップ「プチ」の野村店長さんにお伺いしました。

チワワ
「老い」はいつ頃から?

一般的には、寿命に対して半分以上の年齢(7〜8歳)から老いを考えてよいと思います。
実は犬種によって寿命は違うんです。一般に小型犬は寿命が15、6年。ですから12歳くらいになるともうかなりの高齢です。大型犬は寿命が10年。8歳になれば高齢です。もちろん、犬種や環境などによって一概には言えません。

老いの目安としては、人間と同様「食べ物の好み」の変化がわかりやすいでしょう。若いうちは肉や脂肪分が好きですが、老いてくると薄味や魚が好きになりますね。ペットも同じで、今まで喜んで食べていたものを食べなくなったり、食べても消化能力が低下し始めるので下痢を起こしたりします。
ペットフードの成犬用は、バランスのとれた脂肪分や栄養素が入っていますが、年老いていくとそれらの栄養素が吸収できなくなります。そこでシニア用の脂肪分を抑えて消化吸収の良い、繊維質が多く含まれたフードに切り替えてあげる必要があります。

ただし、これは家庭で飼っているペットの場合。警察犬、猟犬など活動する犬は老いの年齢になっても、運動量の多さで肉や脂質が必要です。また、盲導犬など介護犬はストレスが多く、最も早く老いてしまいます。通常より早めにシニアのフードに切り替えてやってください。
注意しておくことは、飼い主がいつもいろいろな食べ物を与えてしまっている場合、この目安が通用しないということ。決まったフードを与え続けていれば、老いのシグナルがわかりやすい。でも、いろんなものを与えていては、その食べ物がよくなかったのか、老いのシグナルなのかが判断しにくいのです。こんな点からも、子供の頃から贅沢はさせず、決まったフードを与える躾が必要と言えますね。

老いてきたワンちゃんはなにに注意してあげればいい?

年老いたワンちゃんに注意してあげることは、まず食事のこと。それから適度な運動です。
ちゃんと食べられる、歩けるというワンちゃんなら、適度な運動をさせてあげましょう。人間と一緒です。弱ってきたからとベッドに寝かせたままではますます弱くなります。無理をさせず、ほどほどに散歩をさせるなど気を配ってあげて下さい。
それから、散歩時に気をつけていただきたいのは温度差です。年をとると、毛づやが悪くなり毛が抜け落ちて薄くなってしまい、温度調節ができなくなってしまいます。冬は服を着せてやりましょう。また夏は暑い日中や夕方は避け、朝方や日没後しばらくたってからの涼しい時に連れて行きましょう。

シーズー
「寝たきり」になったら、どうしてあげればいいのでしょう?

やはり人間と一緒で、寝たきりだと手間がかかり煩わしいことも多くなります。しかし、それまでの間その子と一緒に暮らすことで癒されることが多くあったのですから、その恩返しとして施設に預けることは考えず、親しんだ自宅で過ごせるようにしてあげましょう。
寝たきりになったら、寝返りをうたせて床ずれに注意してやります。おむつが必要になる場合も多いので、清潔を保ち、おむつかぶれでただれないように注意してやりましょう。
また、その頃になると食事を食べなくなるので、お医者さんの処方された栄養フードを与えるように言われると思います。喜んで食べる時はそのフードを与えてください。でも、ワンちゃん自身が喜ばず食べない時は無理にそのフードを与えず、ワンちゃんの好きなものを食べさせてあげてください。鶏肉が好きなら、柔らかく茹でてという風に、消化をよくして与えましょう。


また、「犬康食・ワン」は老犬に大変良いので、継続的に飲ませると良いと思います。
ペットも最後には目、耳、鼻も遠くなります。一日中、動かず眠っているように見えます。でも、これは逆に長生きにつながるのです。なぜなら、犬という動物は常に飼い主に答えようとする性質があり、ある意味ストレスにさらされ続けていると言えます。でも、老いて目や耳などの感覚が鈍化すると、外からのショックやストレスも受けずマイペースで1日を過ごせます。ワンちゃんに無理させず、負担のないように心がけてあげましょう。

今、肥満やアレルギー、心臓病など人間の病気がワンちゃん達にまで広がっています。このような病気の中には、飼い主さんの責任から起こる場合もあり、ワンちゃんたちは自分で食事や環境をコントールできるわけではないのですから、十分注意しましょう。人間同様、質素な方が健康には良いのです。ワンちゃんが幸せに長生きできるように、気をつけてあげましょう。

投稿者 admin( 野村店長のペットの健康対策 ): |20:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

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