愛犬・愛猫の元気のために。わんわん倶楽部 ペットの健康対策
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2004年06月10日
vol.11 ワンちゃんのお手入れ(つめきり、おしり)

飼い主さんがペットのお手入れをすることは、コミュニケーションの役割とともにペットの健康状態を確かめる大切な習慣です。プロのお手入れも必要ですが、家庭でこまめにお手入れをしてあげましょう。簡単な基本を、ペットショップ「プチ」の野村店長にうかがいました。

■爪のお手入れ
月に1、2回は爪の伸び具合をチェックしましょう。爪が伸びすぎると先端が内側に食い込んで肉球に刺さってしまいます。
屋外で飼っている犬なら爪は自然と磨耗しますが、室内犬や老犬は放っておくと爪が伸びすぎてしまいます。伸びてきたら爪を切ってあげて下さい。その際、前足の親指に当たる狼爪の伸び具合も確認します。被毛に隠れて意外と見つけにくいのです。子犬の場合、生後1カ月くらいすると爪が鋭くなります。母親や兄弟を傷つけてしまう恐れがあるので、早めに切ってあげて下さい。子犬のうちから、爪の先だけを切るなどして慣れさせることが大切です。

■爪の切り方


【まず用意】
爪きりとやすりを用意します。爪きりは犬用のものを使います。
シャンプーの後や、5分ほどぬるま湯につけてやれば爪がやわらかくなって切りやすいですよ。
切るときはワンちゃんの足を持ち、支えてあげます。慣れている子は普通に足を持ち上げるだけでも大丈夫ですが、爪切りに慣れていない子は暴れるかもしれないので、抱え込むようにしてあげるとよいでしょう。誰かに補助してもらえれば、なお安心です。
【カットします】
カットする時は先端のとがっている部分を切り、神経や血管の通っている生爪は切らないように注意しましょう。血管に近づくにつれて、断面の中心に黒いシンのようなものが見えてきます。そのシンが見えてきた終わりです。一度深爪を経験した犬は、その後爪きりをいやがります。血管の位置を確かめて、少しづつ切っていきましょう。
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白い爪
ピンクに見える血管と、白い爪の部分の境目からちょっと先端寄りを切ります。
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黒い爪
半透明な爪がないか探し、もしあったらその爪を切ってみてどのくらい伸びているかの目安にして下さい。黒い爪を切る時は、輪切りにするように少しずつ切っていきます。
【もしも血管部を切ってしまったら】
すぐに犬の爪用止血剤を塗り、指の根元をしばらく圧迫して止血してあげて下さい。あまりひどいようなら、すぐにお医者様に!
■おしりのお手入れ
肛門のまわりが不潔にならないようにチェックします。汚れていればお湯でぬらしたタオルなどでふきとり、その後よく乾かします。
もしも頻繁にお尻をなめたり、お尻を地面にこすりつけたりしていたら、それは「肛門嚢炎」という、肛門嚢の排泄管が詰まってしまっている症状の可能性があります。すぐに肛門嚢を絞ってやって下さい。
■肛門腺とは?
スカンクなどがくさいおならをしますが、犬や猫も退化はしていますが肛門の左右に同じ臭腺を持っています。
その中に悪臭のある分泌物が入っており、肛門を左右から押してやると脂状の貯留物が排泄されます。この貯留物が肛門腺や肛門膿などと呼ばれているものです。
■なぜ絞ってやるの?
小型犬や中型犬など今飼われているほとんどのワンちゃんは、肛門腺を絞り出して自分で排泄する力を持っていません。肛門腺を絞らずに放っておくと化膿したり炎症をおこしたり、ひどい時には破裂してしまうこともあります。
そのため飼い主が絞ってやる必要があります。1カ月に1回が目安です。

(1)尾を片方の手で持ち上げて、肛門の周りの、時計の4時と8時にあたる所をもう片方の手にティッシュペーパーやトイレットペーパーなどを間に挟んで、指で押さえます。
(2)押さえた所を下から上に押し上げるような感じで絞り出すと、肛門から悪臭のある膿みたいな物がでてきます。
(3)ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどで肛門腺をきれいにふき取ってあげます。シャンプーの前に絞り出してやると、そのまま洗い流してしまう事が出来ます。
臭いが強いので衣服等につかないように注意して下さい。最初はなかなか上手に絞れないかもしれませんが、覚えてしまえば誰にでも出来るものなのであきらめずに挑戦してください。大型犬、ポッチャリした子は絞りにくいのでお医者様やトリマーにやり方を教えてもらうのも良いでしょう。



