愛犬・愛猫の元気のために。わんわん倶楽部 ペットの健康対策
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2004年03月08日
vol.9 ワンちゃん、猫ちゃんのお泊まりについて

空の色も春めいてきました。一日一日、薄皮がはがれるように暖かくなっていくこの頃、ご家族でお出掛けの予定も増えるのでは?「ペットがいるからお泊まりは…」という方も少なくありません。でも最近はペットホテルなど、お泊まりで預かってくれるところも増えています。
飼い主と一緒なら一番安心
最近はペットOKのホテルや宿泊施設も増えています。飼い主と一緒にお泊まりできればペットは安心できて、それが一番です。あえて言えば、普段使っている毛布やおもちゃを持参していればベストです。注意しなければならないのは、飼い主と離してお医者様やペットショップなどに預ける場合です。
最大の問題はストレス!
お医者様に預ける場合、ペットの体調、性質をよく知っててくれますので、かかりつけなら安心です。ただ、ペットのストレスは飼い主と離れるだけで大変なものです。飼い主にべったりとかわいがられていた子の場合、ストレスのため体調を壊す場合が多いのです。お医者様も本当の病気なら対処できますが、この場合飼い主と離れたストレスが原因とわかっていますので、薬などの対処もできません。ショップもストレスにいろいろ対処してくれますが、ひどい場合は他の犬になじめず、病気になってしまうこともあるのです。
お泊まりのストレス対処法とは?
ではどうすれば、お泊まりのストレスを解決できるのでしょう? まずお勧めしたいのが、預けようと思うショップの下見をして、半日や一日と何度か預ける練習をしてみるということです。お店側も何度か預かっていればその子の性質やストレス対処がわかるので預かりやすいのです。また、その子とお店の相性もあります。例えば散歩が好きな子なら毎日散歩に連れて行ってくれるお店を選ぶetc.といったことです。人なつこい子ならすぐになじんでストレスも少ないのですが、例えば男の人が苦手といった子なら、担当者を女性にしてもらったりといった配慮をしてもらう必要もあります。預ける側は、お店のスタッフならペットのことはすべてわかると思いがちですが、そうではありません。ペットのことを一番知っているのは飼い主です。その子がどんなことにストレスを感じるかも、飼い主が一番わかるはずです。ストレス対処の方法を、飼い主がお店側に的確に伝えておかなければなりません。また、この場合もいつも使っているものを持参してやるといいでしょう。
やはり普段の「しつけ」が大切です
ストレス対処以前に、考えておかなければならないことがあります。それは「しつけ」の問題。どんなにかわいがられていても、ペットはペットとして人間と区別してきちんとしつけられているペットは、預けられてもストレスが少ないのです。逆に人間扱いされてかわいがられているペットほどストレスに弱く「おとなしくて人を噛んだことがない」犬のはずがストレスと興奮で人を噛んだりといった例も少なくありません。 また普段人間の食べ物ばかり与えられているペットも困ります。お医者様もペットショップも、ペットには人間の食べ物は与えずペットフードを与えます。人間の食べ物はペットの体によくない上に、ドライフードに対して味が濃くなりがちで、夏場は数時間でいたんでしまいます。普段からペットフードを与え、食事のしつけもしておきましょう。また私の店でもそうなのですが、ショップではワクチン接種済みであることを預かる最低条件としています。
普段からきちんとワクチンや健康管理をしておきましょう。そして預け先を事前に下見、確認して、段階的に慣らしてやる。そうすれば、ペットもストレスが少なくお泊まりができるのです。また、行きつけのペットショップをつくり、何かにつけ相談やトリミングをしてもらえるショップであれば普段からワンちゃんの気性や性格がわかってもらえて、ワンちゃんも知った人がいることで安心感が生まれ、ストレスの軽減にもなります。
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vol.8 ワンちゃん、猫ちゃんのお引っ越しについて

この北風の向こうに聞こえるのは、春の足音。進学、入社、転勤、転校…さまざまな出会いと別れが待っています。そう、春は移動の季節。引っ越しをする方も多いのではないでしょうか。そんな時、ペットはどうしてあげればいいのでしょう?ペットショップ「プチ」の野村店長にお伺いしました。
新居への移動は、ペットにも大変な負担
人間自身も不安の多い、新天地への引っ越し。ましてや事情もわからないペットは不安も大きいものです。新しい住居に移動するのも、飼い主と一緒なら不安も少ないでしょう。宅配システムなどもありますが、飼い主と別れての旅はペットに大変な負担になります。
引越し後すぐは、外に出さないように注意!
昔から「犬は人、猫は家につく」と言われますが、ペットと人との関係が昔よりも親密になった現代、決してそうとは言えません。今は外に出さずに飼われている猫も少なくありません。また自由に外に出る猫も、引っ越しの意味がわからずに前の家を探して迷子になってしまって戻れない場合もあります。一般的に猫は一カ所の家につくと思われがちですが、何カ所か優しい人がいる、落ち着ける場所を持っているものなのです。新天地に行った時、あなたのお家より落ち着ける場所があれば帰ってこないことも有り得ます。
犬も猫も、その子の性格によって新居での注意が異なります。臆病な性格の子は、知らない土地で勝手に出歩くことはしないので迷子の恐れは少ないでしょう。逆に天真爛漫な子は、知らない土地でも出て行くので迷子の心配も多いのです。
犬は放し飼いということは少なく、飼い主とともに外に出ますのでその心配も少ないでしょう。でも猫は放し飼いの場合も多く、テリトリーを持つ性質がありますので、近隣の猫達との縄張り争いに負けて新しい家に帰れなくなったり、傷つきどうにもできなくなり帰れない場合もあります。
引っ越しをしたら、しばらく外に出ないように注意して環境になじむまで様子をみる方がいいでしょう。猫の場合、これを機に室内飼いにするという方法もありますし、散歩の時は犬と同様、引きひもをつけて散歩ということもおすすめします。
自分の臭いをつけてやって、新居になじませてあげましょう
新居と共に、ワンちゃんに新しい犬小屋を作ってあげることも多いと思います。その場合、ワンちゃんは自分の臭いがない小屋には入ろうとしません。元の小屋で使っていた毛布などワンちゃんの臭いがついたものを入れてやれば、安心して小屋に入ってくれます。猫も同じで、使い慣れた敷物、食器などを持っていってあげて下さい。ペットにとって臭いは大切です。新居に自分の臭いがつくと共に、落ち着きを取り戻します。それから、家の周辺は散歩で排尿の臭いをつけさせてやり、少しずつ環境になじませてやればいいでしょう。また散歩も少しずつ広範囲に足を伸ばして行くことも大切です。
ケージ飼いはペット自身の安心のため
これは引っ越しより前の話になりますが、ケージに入れて飼うことも引っ越しに役立ちます。「ケージに閉じ込めるのはかわいそう」という方もよくおられますが、ケージはペットの安心できるお部屋なのです。リビングなど家族の集まる場所にケージをおいてやり、そこを自分の居場所としてやれば安心してケージに出入りします。またそのような習慣をつけていると、新居にそのケージがあれば自分の使い慣れたもので臭いのついている居場所として安心しますので、外に出られない間もケージから出して遊んでやるだけで、飼い主とのコミュニケーション、それと運動やストレスの発散になるので散歩の代わりにもなります。
飼い主がペットの不安を理解してあげて
ペットが新しい環境になじむまで、1週間から10日はかかります。新しい環境がなじむまでは、急がず無理をせず、飼い主が理解して普段より気を配ってあげましょう。



